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TD-CDMA

TD-CDMAとは
TD-CDMAとは第3世代移動通信システムの通信方式の一つです。第3世代と言って思い浮かぶNTTドコモやボーダフォンのW-CDMAや、KDDIのMC-CDMAとは、送受信の周波数帯域の使い方に違いがあります。W-CDMAやMC-CDMAが使用しているFDD方式では、送信と受信で用いる周波数帯域を分けています。これに対して、TD-CDMAが採用するTDD方式では共に同じ周波数帯域を使用します。

特徴
GHz帯の周波数帯域は、現在大幅な需要増となっていますが、TD-CDMAが採用するTDD方式では占有する周波数帯域が少なくて済みます。さらに、下り最大スループットが約10Mbpsと非常に早く、将来の拡張性にも優れています。しかも、基地局間のIPネットワークを利用するため従来よりも低コストとなり、高速移動通信にも対応しているなど、そのメリットは非常に注目を集めています。

サービスイメージ
日本では2006年10月に運用開始となる予定です。そのサービスのイメージは、カード型端末でモバイルブロードバンドを実現するものを始めとして、通信モジュールとして自動販売機などに組み込むものや、固定ブロードバンドを対象にしたモデム型の製品、デジタルカメラ、ミュージックプレーヤー、ゲーム機などを狙った携帯型の製品などでの普及が見込まれています。さらに特筆すべきは、拡張性が非常に高いことです。端末間で直接通信したり、ミニ基地局を構成でき、また通信モジュールとして組み込んだものは中継器としての機能も果たすといった、優れた拡張性を持ちます。

今後の展望
日本でのTD-CDMA普及のカギを握るのは、そのビジネスモデルです。自社の通信設備を持たない業者にパートナーとして回線を提供するという、MVNO方式と呼ばれる方式です。パートナー相互の自由競争によって、端末などのプラットホームの開発やコンテンツの多様化を進める狙いがあります。このビジネスモデルが成功すれば、飛躍的に便利なモバイルブロードバンドサービスが登場することになるでしょう。

次世代PHS

次世代PHSとは
次世代PHSとは、PHS独自の通信方式であるマイクロセル方式と、無線LANで用いられているOFDM、MIMO、アダプティブアレイアンテナといった技術を融合したもので、「広帯域移動無線アクセス」の要件を満足させる技術として、実用に向けて研究が進められているものです。

高速化と安定性
少ない周波数帯域を効率的に使用するための通信技術であるOFDMにより、一定時間の送受信データ量を増やせるようになりました。これにより高速化を実現しています。また、従来からのPHSの通信方式である、多くの基地局で狭いエリアをカバーする方式により、負荷の分散が期待でき、安定性が見込まれます。つまり次世代PHSは高速性と安定性を兼ね備えているのです。

今後の展望
PHSの基地局の数は既に全国を網羅しています。次世代PHSはこの基地局を活用します。既に2006年1月から実証実験が始まっており、2010年頃には実用化の見込みです。


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